昭和22年に仲里実業高等学校として創立し、今年は創立61年目である。昭和40年前後は12学級560余名の生徒在席規模であったが,その後,島内全域的に過疎化現象が続き,現在は3学級119名である。
教員は,専門教科教員7名、非常勤2名が配置されており,全職員数は16名となっている。へき地級は3級地となっており島外からの教職員には学校周辺に教員宿舎が完備されている。
本校は那覇市の西方約100kmの海上に浮かぶ久米島の旧仲里村に
位置し,学校周辺には町役場,郵便局,診療所,測候所,農協などの中枢機関が 集中している。
校区には2小学校(仲里小学校,美咲小学校)と豊かな平野を形成する11の字がある。以前は米作で名をはせていたが,近年は換金作物への指向と農業基ばん整備の進展などがあって米作からさとうきびへと基幹作物もかわってきた。また,校区には,真泊漁港,泊漁港などの産業施設やイーフビーチなどの観光施設が整備され,漁船の操業や夏場の海洋観光で
にぎわっている。さらに近年は真謝沖で取水されている海洋深層水関連の産業が脚光を浴び,将来が期待されている。
本校の校章は、教育目標にかかげるところの「豊かな心」の象徴であり、その具体的姿として次の意味をもっている。
○ 全体の丸みは、円満、ゆたかな心、友愛協力の校風樹立。
○ 稲穂は、久米島の作物であり、人間の生命の糧。
○ 結び目は和、明朗、平和な国・社会の担い手の印。